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猫を飼いたい、もしくは飼っているあなた。猫の病気について理解していますか。
もしあまりわからないのなら、少しでも理解し、病気になったときに、速対処できるよういしておきましょう。
ということで今日は猫によくある病気を紹介します。
慢性腎臓病
猫の中で最も起こりやすい病気。慢性腎臓病は、腎臓の機能が低下してしまう病気で、高齢になるとなりやすい症状ですが、若くして発症する場合もあり年齢に関係なく気をつけたい病気です。
腎臓病は4つのステージに分類されていて、ステージ4の段階に入ると命に関わる危険性が非常に高くなります。
慢性腎臓病は、かかると基本的には進行してしまう病気で、根本的な治療法はなく進行を止めるため食事の管理や水分補給、投薬、輸液などを行うのが一般的な治療となります。
心筋症
猫の心臓病の中でも最も起こりやすい病気です。心臓の筋肉はポンプとして働き血液を全身に送り出しています。この心臓の筋肉がうまく機能しなくなる病気の1つが心筋症で、血液が身体に回らず色々症状の原因となります。
心筋症は、年齢を問わず発症します。レントゲンやエコーなどの健康診断時や精密検査でのみ早期発見が可能です。
わかりやすい症状としては、呼吸がしにくく苦しそうにしている、心拍数が多いなどで、いつもと違う様子が見られる場合には、すぐに病院へ行き検査を受けましょう。
糖尿病
高齢になるほど糖尿病になりやすくなります。肥満または偏った食事などが主な原因ですが、そのほかにウイルス感染や、免疫疾患により糖尿病を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
膵臓から分泌されるインスリンは、血糖値を下げる役割をもっています。そのインスリンの分泌が足りない場合や、肥満によってインスリンの効き目が低くなってしまうと、糖尿病を発症します。予防するには、太らないように食事管理をすることや、適度な運動をすることです。また、糖尿病の主な症状として多飲多尿があり、飲んでいる水の量やおしっこの量を日頃から把握しておくと早期発見につながります。
膀胱炎
おしっこをしにくそうにしていたり、おしっこに血が混じっている場合には注意が必要です。人や犬は、細菌性膀胱炎が多いのに対して、猫は特発性膀胱炎になる可能性も高いです。理由の多くはストレスだといわれています。ストレスを与えないためには、トイレや食器は清潔にし、適度な運動をさせ、水分をたくさん摂取させることです。猫が1日でどれくらいのお水を飲んでいるか、おしっこをどれだけしているかをチェックして、膀胱炎の早期発見を心がけましょう。
歯肉炎・歯周炎
歯垢や歯石の中の細菌が原因となって発症する病気で、猫ではウイルス感染と免疫力の低下が原因でも発生する場合があります。歯周病には比較的軽度な状態の歯肉炎と、歯茎以外の歯の根元の組織にまで炎症が広がってしまっている歯周炎という状態ががあり、口の中の免疫バランスが悪い、歯磨きを定期的にしていないなど、歯石がついたままの状態が長く続くと発症する可能性があります。正常な猫の歯茎の色は、ピンク色であるのに対し、歯周病では赤く腫れ、出血、口臭やよだれ、歯がぐらつくなどという症状も出てきます。また、痛みにより食べづらくしていたり食欲が落ちる場合があります。歯周病の状態がひどい場合は歯石をとるだけではなく歯そのものを抜く必要が出てきてしまうため、早めに気づくことが大事です。
いかがでしたでしょうか、今回の記事で紹介した病気以外にもたくさんありますが、
まずは基本てきなこれらの症状を抑え、家族の健康を支えましょう。